はじめに

革職人の年収について紹介します

革職人を目指す人にとって気になるのは、

「革職人はどれくらいの収入があるのか?」

ということでしょう。

本業としてやっていけるだけの収入があるのか?

それとも副業程度の収入にしかならないのか?

そこらへんに関して書かせていただきます。

革職人の収入

革職人の収入は、

当たり前ですが、作品がどれだけ売れるかによって決まります。

今回は、実際の例を踏まえて収入を計算していきたいと思います。

設定

まずは、革職人の設定ですが、以下のようにしたいと思います。

  • 完全個人経営の革工房
  • 販売はホームページのみ(実店舗なし)
  • 独学で革職人になった
  • 知り合いからの紹介や口コミはなし
  • 集客はホームページのみ
  • 注文を受けてから制作開始するオーダーメイド制
  • 作品は基本的に手縫い
  • 本業として革職人の仕事を週5日・一日8時間行っている

このような条件でどれくらいの年収になるのか計算していきます。

このページを読んでいる人は個人で革職人を目指している人が多いと思いますので、

このような設定にさせていただきました。

一日の生産量

まずは、一日8時間でどれくらいの作品が作れるのか計算します。

作品の内容によっても変わってくるとは思いますが、

ブックカバー。名刺入れ程度なら1時間もあれば1つ作れると思います。

余裕をもってブックカバー・名刺入れを一つを作るのに2時間としましょう。

そうすると、1日8時間で4つの作品を作れることになります。

革の原価

次に革の原価に関してです。

革の原価は革の質によって全然違います。

やはり安い革はそれなりの品質になってしまいます。

安い革で作品を作った場合は商品価格も安く設定することになります。

そのため、利益も少なくなります。

この場合、収益を増やそうと思ったら、たくさんの作品を作る必要が出てきます。

しかし、1日に作れる作品の数には限界があります。

革の質が良かろうと、悪かろうと、作品作りに必要な時間は変わりませんので。

安い革で量産をして稼ぐという形は機械には勝てません。

革職人が目指すべきは高価でも質のいいものを提供することです。

 

ということで、革は栃木レザーやイタリアのレザーのようにタンニン鞣しの革を利用することにします。

そうなると、革の原価は1dsあたり130円~200円になります。

仮に、名刺入れ一つに必要な革の面積が10dsだとしたら、

革の原価は1300円~2000円程度となります。

ブックカバーの場合は20dsとして、

革の原価は2600円~4000円となります。

利益

ここまでで、一日の生産量と革の原価を計算しました。

後は、価格設定をして利益を計算してみます。

名刺入れを5000円

ブックカバーを8000円

で販売した場合。

利益はそれぞれ

名刺入れ : 3700円~3000円

ブックカバー : 5400円~4000円

となります。

名刺入れとブックカバーが1日に2つずつ売れたとして、

1日の利益は

18200円~14000円

くらいになります。

革職人の年収

それでは、年収はいくらくらいになるのかざっくり計算してみます。

1カ月20日間働くとして、

1カ月の収入は37万~40万。

ボーナスなどはないので年収は単純にこれの12倍になるので、

450万~500万ということになります。

 

今回は、ブックカバーと名刺入れだけを販売した場合で計算しましたが、

財布などになるともっと利益率は高くなってきます。

 

例えば、栃木レザーの財布であれば、3万円でも売れると思います。

その場合、革の原価は高く見積もっても1万円です。

つまり、2万円は利益になります。

一日に2つ財布を制作すれば、1日4万円の利益です。

 

こうなると、年収は約1000万円になります。

価格設定次第ではそれ以上も可能でしょう。

 

実際は革以外の材料費や道具、ホームページ運営費などもひつようになってきますが、

これらは多く見積もっても50万くらいでしょう。

まとめ

革職人の年収は個人の技量によって大きく左右されます。

作品を作るスピードや価格設定によっては、年収1000万円超えも可能です。

ネット通販が一般的になった現代では、

革職人は副業でやりながら、徐々に販売数を増やしていくというようなことも可能です。

個人で革職人を目指している方は、まずは固定費のかからない、

ネットショップでの販売から始めることをおすすめします。

ということで、簡単ではありますが、革職人の年収についてでした。

 

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