革職人になるためには職人のもとで勉強をして、店を持って独立しなければいけない。
昔はそうだったと思います。
しかし、インターネットの発達した現代は違います。
革職人たちの技術はインターネットで検索することで、学ぶことができます。
独学で勉強しても、革職人として活動することは可能です。
そして、実店舗を持っていなくても通販サイトをもつことで、商品を売ることはできます。
最近では、無料でネットショップを作ることができるサービスなどもあります。
このように、革職人になるためのハードルは下がりつつあります。
それでは、今の時代で革職人としてやっていくために身に着けるべき能力はどんなものがあるのか?
それを紹介していきます。
パソコン能力
現代ではパソコンが使えることは必須だと思います。
パソコンが使えるとはどういうことかというと、
インターネットで検索したり、キーボードで文字を打ったり
などの最低限のスキルがあればいいと思います。
エクセルやワードを使いこなす必要はありません。
インターネットで検索などができて、
キーボードで文字が打てれば、
ネットショップはオープンできます。
CADは使えたほうがいい
エクセルやワードを使える必要はありませんが、CADは使えたほうがいいです。
CADと聞くと、難しそうと思う人もいるかもしれませんが、
エクセルやワードを完全にマスターするよりもよっぽど簡単です。
CADにもいろいろな種類がありますが、
型紙を書くための最低限の機能があるCADをお勧めします。
機能が多すぎるCADは使いこなすのが難しいです。
最低限の機能しかないCADであれば、覚えることも少なくて済みますし、
すぐに使いこなせると思います。
写真のセンス
実店舗を持たず、ネットショップだけでやっていくとなると、
写真のセンスはとても重要です。
どんなにいい作品を作っても、
写真がいまいちでは買ってもらうことはできません。
最近ではカメラの性能が良くなってきているので、
素人でも簡単にいいかんじの写真が撮影できます。
また、BASEなどでは無料でプロが商品撮影をしてくれたりします。
最初は、このようなサービスを利用して、どんな写真が必要か勉強しながら、
徐々に自分でも写真を撮れるようになるといいかもしれません。